曲目リストのページへGO! 去年の8/19、1年以上あの方には逢ってなかったのね…。アリーナツアー初日に一緒にスタートできる喜び。アリーナでスタンド席だったのであまり期待してなかったのに、会場に入り席についてみると…なんということでしょう!! めっちゃステージ近いやん!!! R&Sさん、ありがとう!!! そんな状況だったし、省吾のアリーナ・野外の時はお決まりのようにガソリン(ビール)つめてエンジン全開!! 省吾の場合、ステージ前に流れているBGMも聞き逃せない。だって省吾の選曲だもの!1曲終わるたびに歓声があがり、そしてステージ中央のスクリーンに無声映画のような映像が現れる。そこには「ショーは終わらない」などの文字が次々と現れ、テンション上げまくって省吾登場!! 1曲目「青空」ではバックスクリーンに雲が流れ、文字どおり青空が映しだされる。しょっぱなからやられてしまいました。ぐっとこらえていたものが込み上げ、溢れ出てしまった。省吾は新聞をかかえ、今日のニュースを読み上げる。「小さい記事なんだけどボクの大好きなヒップホップシンガーのアリーアが亡くなってしまったんだよね」とても悲し気。もっと悲し気だったのは「このツアーが始まって4年になるんだけど、少しは日本の情勢も良くなるかなと思ってたのに世の中はますますすさんでいってる気がする…」そんな問題もしっかり考えるのが省吾。そしてポップな気持ちもたくさん持ってる。今日の省吾はそんなポップな面がたくさん出ていた。「今日はどのくらい女性がきてるかな?」「普段大声を出すことなんてないと思うからさぁ声を出して!」「次の曲は女性たちに送るラブソング、といってもオレのラブソングは屈折してるからなぁ」などなど。いつもより省吾がはじけてた。もちろん私もはじけてた。
ドラムの後ろの高くなったステージに上がり(まるで渚園!!)スクリーンにその姿がうつしだされてこんな感じ。
作品NO.SHOGO10
目玉はなんといってもセンターステージである。アンコールまでシートでかくされていたアリーナの中央に用意された小さなステージ。シートがはがされた瞬間! 客席がどよめいた。そして、いったい省吾たちはどのように登場するのか?地下に通路があるのか?はたまた…。前のステージのスクリーンに楽屋の様子のような省吾がうつしだされる…とアリーナサイドの扉から突然省吾が現れたのだ!! まるでプロレスの登場のような感じで、省吾がもみくちゃにされながらセンターステージに向った。かっこいいよ!! こんなことはじめてだよ!!! 「AMERICA」を歌っては「アメリカって曲歌ってるからってオレはアメリカ好きじゃないからな! オレは日本が好きだ! 」省吾がハンディーカムを持ちながら客席を映してみたり、省吾の音頭でラウンドウェーブしてみたり。省吾が最初に今回のステージは自分も楽しめるものにしたいと言っていたように、本当に楽しんでるな、そして本当に楽しませてくれてる、省吾と客席が一体になっててお互いの間に距離感のない素敵な、あったかいステージだった。センターステージのラストには「演奏旅行」を歌ったのだけど、このステージのためにつくられたかのような気すらしてしまうほどの快感を味わった。最後には再び前のステージにもどり、しっとりと「君の名を呼ぶ」で幕はおりた。話したい事はもっと、もっとあるけど何しろ3時間以上にわたるステージだったのでこんなスペースでは語りきれない。一度体験してみる価値は十二分にあると思う!! 嫌いでなければ。今日も「MONEY」でレディースたちの甘いかけ声「愛してる愛してるもっとぉもっとぉ」ができたことに感謝!?でも「ラストショー」がなかったのは寂しいない。今日の省吾の格言! 「今のポップスはたださわぐだけ、ロックンロールは問題をかかえてさわぐんだ」